60歳を過ぎると、ふとした瞬間に「もしもの時、頼れる人がいないかもしれない」と胸がざわつくことがあります。
身寄りがないという現実は、誰にも言えない不安として心の奥に積もっていきます。
この記事では、
- 身寄りがない60代が抱える5つの不安
- 安心につながる現実的な対策
について、同じ悩みを抱える方が少しでも安心できるように、よくある不安と、その不安を軽くするための現実的な対策をまとめました。
身寄りがない60代が抱える不安5選

身寄りがない60代は老後の資金が足りるのか、病気や入院時に頼れる人がいないなど、不安は尽きません。
身寄りがない60代はどのような不安を抱えているのでしょうか。
経済的な不安や身寄りがない不安などを5つ挙げてみました。
1. 経済的な不安

身寄りがない60代が抱える不安1つ目は「老後の経済」
身寄りがない60代が経済的に不安が大きくなりやすい理由として、収入の中心が年金に切り替わることで働いていた頃のような安定した収入が期待できなくなるためです。
頼れる家族がいない高齢者は、急な病気や入院、介護が必要になったときに費用が足りるのかを自分一人で判断しなければなりません。
60代で身寄りがないと相談できる相手もいません。
支援制度や給付金の情報を得る機会が少なく、必要な支援を受け損ねてしまう可能性もあります。
こうした「収入の減少」「予期せぬ支出」「情報不足」が重なることで、身寄りがない60代は経済的不安を感じやすくなってしまうのですね。
老後の経済的な不安は、早めに現状を整理し、利用できる制度を知ることで軽減できます。
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2. もしもの時に頼れる人がいない不安
身寄りがない60代が抱える不安2つ目は「もしもの時に頼れる人がいない」
若い頃なら病気やケガなどで入院すると両親が駆けつけてくれますが、身寄りのない高齢者は付き添ってくれたり、必要なものを届けてくれる人はいません。
頼れる人がいないと緊急連絡先や保証人が必要な時、困ってしまいますよね。
私は63歳のころ、初めて賃貸マンションの契約をしました。
保証人は必要なかったのですが、緊急連絡先が必要だったため80歳の叔母の名前を記入しました。
幸い審査に通り契約はできましたが、このとき頼れる人がいないことの不安が身に染みました。
身寄りがないと、もしも何かあったときのことを考えると不安になりますよね。
こうした不安を少しでも軽くするためには、日常の中で「自分を守る仕組み」を少しずつ整えていくことが大切。
頼れる人がいない不安を軽くするには、「相談できる窓口」を調べておきましょう。
特に身寄りがない60代の場合、地域の支援機関を知っておくだけでも安心感が大きく変わりますよ。
3. 孤独感と精神的な不安

身寄りがない60代が抱える不安3つ目は「 孤独感と精神的な不安」
あなたは日常の中で理由もなく孤独感が押し寄せてきたことはないでしょうか?
誰かに相談したり、気軽に連絡できる相手がいない人は、些細な出来事でも心の負担が大きくなりがちです。
例えば、体調が悪いときに「このまま倒れたらどうしよう」と強い不安に襲われたことはないですか?
また、夜になると急に気持ちが沈む、休日に話し相手がいないことで一日が長く感じたことはないですか?
精神的な不安は日常生活に影響を及ぼしてしまいます。
さらに、社会とのつながりが薄れることで「自分は誰にも必要とされていないのでは」とネガティブな思考になってしまいます。
そんなときはLINEのオープンチャットのようなネット上のコミュニティーや自治体が開催しているプログラムを利用してはいかがでしょうか?
ネット上のコミュニテイーは匿名で参加できるものが多いため、言いづらいことも話しやすく、「自分だけじゃない」と感じられることが精神的な支えになりますよ。
孤独感や精神的な不安が積み重なると心まで疲れてしまいますよね。
4. 住まいの不安

身寄りがない60代が抱える不安4つ目は「住まいの不安」
60代の一人暮らしでは、家の老朽化や災害時の対応など、住まいに関する不安が大きくなりがちです。
近年問題となっている最寄りがない高齢者の「住居を貸してもらえない問題」
身寄りがない高齢者は
- 緊急連絡先がない
- 認知症や孤独死のリスク
が高くなるため、新しく賃貸契約ができなかったり契約更新を断られるといった問題に直面します。
持ち家の場合でも、住居の老朽化による修理、家財道具の買い替えなど高齢者一人では決断しづらい問題が勃発します。
こうした不安を軽くするためには、まず「相談できる窓口」と「住まいの状態を把握する仕組み」を持っておくことが大切です。
地域包括支援センターに相談したり見守りサービスを利用すると、もし倒れても気づいてもらえないという不安が軽減されますよ。
5. 最期の迎え方に関する不安

身寄りがない60代が抱える不安5つ目は「最期の迎え方に関する不安」
「自分が亡くなった後のことを誰が担ってくれるのか」という現実的な問題です。
葬儀や遺品整理は、家族が行うことがほとんどです。
しかし頼れる人がいない場合、手続きが難航し、時間が過ぎてしまう可能性があります。
亡くなった後の葬儀の手配や遺品整理は、行政が自動的に行ってくれると思っていませんか?
身寄りがない場合、自分の望む葬儀ができなかったり、遺品整理に長期間を要するケースもあります。
「自分の最期はどうなるのだろう」という不安は、精神的な負担につながりますよね。
さらに死亡届や年金の停止、保険証の返還、公共料金の解約など、亡くなった後には多くの事務手続きが必要になります。
これらを行う人がいないと、料金が発生し続けたり、行政手続きが進まないまま放置されることもあります。
自分の死後に迷惑をかけてしまうのではないかという心配が、日常の中で重くのしかかります。
対策としては、エンディングノートの作成や死後事務委任契約を活用してはいかがでしょうか?
こうした不安を軽くするためには、最期の迎え方を「自分で決めておく」ことが大切。
エンディングノートに希望を書き残しておくと、葬儀の形式や遺品の扱いなどを明確にできます。
また、死後事務委任契約を結んでおけば、葬儀・遺品整理・行政手続きなどを専門機関が代行してくれるため、最期に関する不安が大きく和らぎますよ。
身寄りがない60代の安心につながる現実的な対策

身寄りがない60代が抱える不安を5つピックアップしてご紹介してきました。
身寄りがないまま60代を迎えると、経済・住まい・健康・最期の迎え方など、さまざまな不安が重なりやすくなります。
こうした不安を少しでも軽くするためには、日常の中で「自分を守る仕組み」を整えていくことが大切。
大きなことをいきなり始める必要はなく、できることから一つずつ取り組むだけでも安心感は大きく変わります。
家計の負担を減らすために通信費や保険などの固定費を見直すと、もしもの時に備える資金を確保しやすくなります。
地域包括支援センターや見守りサービスなど、相談できる窓口を持っておくことで、急な病気や生活の困りごとにも対応しやすくなります。
孤独感や精神的な不安を和らげるためには、ネット上のコミュニティやオープンチャットなど、気軽につながれる場所を持つことが心の支えになります。
最期の迎え方に関する不安は、エンディングノートや死後事務委任契約を活用することで、事前に希望を整理し、必要な手続きを任せることができます。
身寄りがないからこそ、「情報を知ること」「相談できる窓口を持つこと」「生活の負担を減らすこと」が安心につながります。
60代で身寄りがなく不安を抱えている人は、できることから少しずつ整えて老後の不安を軽減していきましょう。
身寄りがない60代が抱える不安5選!安心につながる現実的な対策まとめ
今回は、身寄りがない60代が抱える5つの不安と安心につながる対策をご紹介してきました。
身寄りがない60代が抱える不安は、経済・住まい・健康・孤独・最期の迎え方など、どれも一人で抱え込むには大きすぎるものばかりです。
しかし相談できる窓口を知ること、固定費を見直すこと、ゆるく人とつながる場所を持つことなどが、老後の安心につながっていきます。
あなたが今抱えている不安は、決してあなただけのものではありません。
もしこの記事を読んで「自分の場合はどうすればいいのだろう」と感じたら、遠慮なくコメントしてくださいね。
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