ゼロ活力鍋とは
「ゼロ分料理」でおなじみのゼロ活力鍋ですが、本当にゼロ分で料理が完成するのでしょうか?
ゼロ活力鍋は、おもりがシュルシュルしたら、火を止めて蒸らしている間に食材が柔らかくなります。
おもりが揺れ始めるまでは、強火にかけますが、おもりが揺れると火を止めるので、一般的なお鍋のように、弱火でコトコト何時間も煮詰める必要はありません。
ゼロ活力鍋は、じゃがいもや人参など、根菜類の下ごしらえに、カレーや煮魚、ご飯も炊ける時短とガス代の節約が同時に叶えられます。
ゼロ活力鍋と圧力鍋の違い
圧力鍋は、様々なメーカーから発売され、ガスを使用するタイプ以外にも、電気で使えるものなど、種類が豊富です。
私も以前は、圧力鍋を使っていたんです。
ゼロ活力鍋を使ってわかったのですが、イワシやサンマの煮つけを作ると、骨も口に残らず食べられるほど柔らかくなります。
圧力鍋でも魚の小骨程度なら柔らかくなりましたが、中骨が食べられるほどには、柔らかくなりませんでした。
赤飯は、仕上がりは一般的な圧力鍋と変わりはありませんが、作る工程や火にかける時間が短く、ガス代の節約と時短になります。
ゼロ活力鍋は食費やガス代が節約できる
ゼロ活力鍋は、加熱時間が短いので、ガス代の節約になります。
じゃがいもの下茹でなら、3分加熱、火を止めて蒸らしておくと竹串がスーっと入るほど柔らかくなります。
茹でたじゃがいもの皮は、桃の皮をむくように、手で簡単にめくれ、ピーラーで皮をむくより薄くむけるので、食材を無駄なく使えます。
ゼロ活力鍋の使い方
ゼロ活力鍋は、カレーや煮つけなどの料理だけでなく、料理の下ごしらえにも重宝します。
じゃがいもを大量に蒸して、潰して冷凍しておくと、ポテトサラダやコロッケが簡単に作れます。
ゴボウや人参、レンコンなど根菜類を蒸して鶏肉と合わせて炒めると筑前煮に。
ゼロ活力鍋は、ほうれん草など葉物野菜を茹でるのもおすすめです。
Mサイズの活力鍋は、直径が24.7センチ、なべ底が広いのでお湯の沸きが早く、葉物野菜をサッと茹でられます。
ゼロ活力鍋おすすめレシピ
ゼロ活力鍋は、カレーが美味しく作れると評判ですが、煮物やごはん、スイーツも美味しく作れます。
ここからは、ゼロ活力鍋を使ったおすすめレシピをご紹介しましょう。
白ご飯
ご飯は炊飯器で炊けるので、ゼロ活力鍋は必要ないと思っていませんか?
ゼロ活力鍋は、ご飯がたった1分の加圧で、おいしく炊きあがります。
炊飯器のスイッチを入れ忘れて、夕飯に間に合わないなんて経験ありませんか?
お仕事に出かける時、冬場なら夕飯に合わせてタイマーをセットしておけますが、暑い夏場は、朝からタイマーをセットしておくと、水が腐ってしまいますよね。
さんまの煮つけ
頭や内臓を取り、3つに切ってゼロ活力鍋に並べます。醤油・みりん・酒・水・砂糖・しょうがを入れて、赤いおもりで10分、ピンが下りるとフタを外して少し煮詰めて出来上がり。
たったこれだけで、中骨まで柔らかくなり、さんまの栄養を余すことなく食べることができます。
五目豆
大豆や小豆、黒豆などの豆類は、一晩水に浸して、翌日コトコトと弱火で何時間も煮るのが一般的な作り方でした。
しかしゼロ活力鍋は、水に浸すこともなく、大豆と具材(人参、こんにゃく、昆布など)と調味料を入れて、火にかけるだけ。
おもりがシュルシュルし始めたら、弱火で1分(柔らかい豆が好きな方は2~3分)加圧して火を止めます。
ピンが下りたら、フタを外して少し煮詰めて完成です。
鶏だいこん
ブリ大根は煮物の定番メニューですが、ブリの代わりに手羽元を使った鶏だいこんは、ブリより安い手羽元を使うと、食費の節約になります。
手羽元は100グラム50円程度で購入でき、見た目にもボリュームたっぷり、食べ盛りのお子様にも人気です。
ゼロ活力鍋に一口大に切った大根と手羽元、醤油、砂糖、みりん、酒、水、千切り生姜を入れ、火にかけます。
おもりがシュルシュルすると約5分加圧して火を止めます。
そのまま放置して、ピンが下りたら煮詰めます。
煮汁が少なくなるとできあがり。
ゼロ活力鍋で煮た大根は、トロトロに。手羽元は、ケンタッキーのようなホロホロとした仕上がりになります。
手羽元の骨をはずして、お弁当のおかずにもおすすめです。
土手焼き
牛スジをメニューに取り入れたいけど、手間がかかるので敬遠している人も多いのではないでしょうか?
そんなお悩みも、ゼロ活力鍋があれば、簡単にメニューに加えられます。
牛スジは、2回の下茹でをします。
普段使っているお鍋か、ゼロ活力鍋でフタを外した状態で、牛スジを水から煮て、沸騰させます。
アクが上がってきたら一旦火を止め、水洗いします。
洗った牛筋を新しい水に入れ、沸騰させます。
アクが上がってきたら1回目と同じように、水洗いします。
水を切って、ゼロ活力鍋に入れます。
酒、みりん、砂糖、水を入れ、火にかけます。
おもりが揺れ始めると、弱火で15分、火を止めます。
フタを開けて煮詰めながら、白みそを溶いていきます。
とろみがでてくると完成です。
ゼロ活力鍋は煮物の時短ができる!
ゼロ活力鍋は筋肉や魚の骨など、硬いものを短時間で柔らかく仕上げるだけではありません。
高野豆腐のようにお鍋でコトコト煮るようなお惣菜も、たった1分で有名店のお惣菜のような高野豆腐の煮物が作れます。
高野豆腐の煮物は、長時間煮詰めると塩辛くなり短時間だと高野豆腐がスポンジみたいな食感のままですよね。
ゼロ活力鍋なら煮詰めることなく、たった1分で高級料亭のお惣菜のように中から甘めのお出汁をたっぷり含んだ煮物が作れますよ。
かぼちゃの煮物は、ゼロ活力鍋にお鍋で煮る時と同じ手順でセットして1分シュルシュルするだけで皮まで柔らかく仕上がります。
ゼロ活力鍋を購入するまでは、かぼちゃをレンジでチンしてから煮ていたのですが、皮の口当たりが悪く嫌われていました。
しかしゼロ活力鍋で作るようになってからは、皮と実が一体になり皮が気にならなくなりました。
かぼちゃは煮物だけでなく、そのまま蒸してお浸しにすると、かぼちゃ餡のように滑らかな口当たりになりますよ。
ゼロ活力鍋で美味しく節約しましょう!
ゼロ活力鍋は、一般的な圧力鍋より、いいお値段で購入するには勇気がいりますよね。
買ったのに使わなかったら、と考えてしまう人も。
しかし、加熱時間が短いのでガス代と調理時間の節約、魚は骨も食べられ、じゃがいもの皮は手で薄くむけます。
そんなゼロ活力鍋で、美味しく節約してみましょう。
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