現代は飽食の時代といわれるくらい、次から次へと目新しい食べ物や食材、調味料などを目にします。
食費を節約しなければと思っていても、ついつい誘惑に負けて買ってしまいます。
今回は、食費が高い原因を5つの項目でチェックしていきます。
食費を節約したいけれど高くなってしまう人の特徴、食費が高い時の対処法やおすすめメニューをご紹介します。
食費が高い原因がわからない方は、参考にしてみてくださいね。
食費が高い原因をチェック
食費が高い原因は、買い物をする場所、食材、調理の仕方、保存法など様々あります。
食費を節約したいけれど、食費が高くなる人には、いくつかの共通点があります。
食費は肉や野菜などの材料だけでなく、しょうゆや砂糖などの調味料、飲料も含まれます。
最近は買い物に出かけなくてもネットスーパーやお取り寄せ、デリバリーなど、食費の節約どころか購入ツールが豊富なため、あれもこれもと買っているうちに、食費は膨れ上がってしまいます。
スーパーへ行くと、特売やお買い得商品、おすすめ商品など、「あれもこれも買っておかなくては」という衝動にかられますよね。
食費が高い原因は、「お買い得だから買っておこう」「念のために買っておこう」という購買意欲の高い人はもちろんですが、買ったものを使いきれない人も、食費が高い原因になってしまいます。
食費が高い家庭の特徴
食費が高い原因は、献立を決めずに買い物にでかけ、お店のおすすめ商品やお買い得商品を無計画に買い込んでしまうからです。
献立は単品の食材で作ることは少なく、たいていのメニューは、食材の組み合わせや味付けなどの相乗効果で、一つの料理が完成します。
食費を節約できない人は、メニューにこだわりが強く、この食材や調味料が無ければ作れないと考え、高くても時季外れの野菜を買い揃えたり、使い回しが難しい調味料を買って、使い切れずに捨ててしまうなど、食品ロスも食費が高くなる原因になっている場合もあります。
ここからは、食費が高い原因を5つの項目に分けてチェックしてみましょう。
無計画な買い物
食費が高い原因、1つ目は、無計画な買い物をしている人です。
夕食の準備に取り掛かる前にとりあえず買い物に行く、行ってから献立を考えるなど、無計画に買い物をしていると、余計なものまで買ったり、買い忘れ、買って帰ったら家にあったなど、出費がかさんでしまいます。
お買い得品をみつけてから献立を考える場合は、家にあるものを把握して重複しないよう、ストックしてあるものをチェックしてから買い物に出かけましょう。
特売品が好き
食費が高い原因、2つ目は、「特売品だから今、買っておかなければ」と、必要かどうかを考えず購入してしまうことも少なくありません。
中には不要でも、お得だから少し多めに買っておこうと考える人も。乾物や日持ちがする食材の場合は、買い置きできますが、生ものや生鮮食品は日持ちがしないため、十分な献立以上にメニューが増えたり、買ったけれども使いきれずに捨ててしまうなど、無駄な出費になってしまうことにつながります。
特売品という言葉に乗るのではなく、普段よりどれくらいお得なのか、本当に必要なのかを見極めて、購入する習慣を身に付けましょう。
特売品や値引き品は普段の価格より安いくてお得ですが、お店側は店頭の表示価格を変更してからバーコードを変更されることもあり、割引シールが貼られた直後は実際には値引き価格になっていない場合があります。
値引きシールが貼られたからお得と思っても、必ずレシートで値引きされているかチェックしましょう。
食費を節約しようと割引商品を買っても、レジで値引きをされていないと節約にはなりませんよね。
調味料の種類が多い
食費の中で見落とされがちなのが、調味料です。
料理番組でよく言われている「一食○○円でできます」のほとんどは、調味料の金額は含まれていません。
当然ながら光熱費も含まれていません。
一食単価の安い献立を作るために、様々な調味料を買い込んでいては、食費の節約はできません。
台所からいつ買ったか忘れてしまった、何に使うかわからないような調味料が出てきたことはないでしょうか?
たまには目新しい料理を作ろうと、様々な調味料を買い込んだけれど、結局その時だけ使ってそのままになっている調味料って、あるんですよね。
常時使っている醤油や砂糖、みりん以外に、中華やイタリアンなどの調味料やスパイス類は、買ったものの最後まで使い切らずに、台所の隅に追いやられてそのうちゴミ箱へ。
調味料は日持ちはしますが、長期間放っておくと香りや風味が劣ってきます。
スパイス1つは微々たる金額かもしれませんが、使いきれそうにない調味料やスパイスは、家にあるもので代用するか購入する際は、他の使い道も視野に入れて使い切りましょう。
廃棄量が多い
食費が高い原因は、買いすぎだけではありません。
賞味期限切れや食品の劣化で廃棄量が多い場合もあります。
特売で買いすぎて賞味期限が切れてしまったり、使いさしの野菜をラップもしないで放っておいて、干からびるなど、食材の廃棄も毎月の食費が高い原因になってしまいます。
キャベツや白菜を半分や4分の1で買ってくると、日にちが経つにつれ切り口が変色してきます。変色している部分は切り落として捨ててしまいます。
長く置いておけば置くほど切り落とす部分が増えてしまいます。
この切り落とされた部分は、ゴミとして捨てられてしまいます。
食費を節約するには、安いものを買うだけでなく、廃棄量を減らすと食品ロスも減らせます。
半額で買っても半分捨ててしまうと、使った分量の値段は定価と同じになってしまいます。
例えば1本50円のキュウリを半分だけ使って、残りを腐らせて捨ててしまったら、キュウリ半分で50円、1本に換算すると100円、50円のムダが発生していることになります。
野菜が高い時期に使い残しを捨てていては、食費が高い原因は明らかですよね。
廃棄するということは、その分の金額を捨てているのと同じになることを意識しておきましょう。
自炊が少ない
家族が多い家庭は、食費が高くなるのは仕方のないことですが、その中で何とか食費を抑えるには、自炊は、必須ではないでしょうか?
出来合いのお惣菜は便利ですが、家族が多い場合、お惣菜を買っていては食費が高くなってしまいます。
一人分なら材料を買い揃えるよりお惣菜を買う方が安い場合があります。
例えばカレー。
レトルトカレーを人数分買うとなると、材料費より高くなります。
食べ盛りの子供がいると、1人前では足りません。
とんかつや餃子など、最終調理だけで作れるものや冷凍食品など、簡単調理のものもたくさんあります。
下準備がされていると調理は楽ですが、お店は手間がかかるため、割高になってしまいます。
外食はしないのに、食費が高く節約できない人は、材料から調理して、残った食材は使い回す工夫をしてみましょう。
食費が高いときの対処法
食費を節約すると、栄養面が気になりますよね。
そこで食費が高いときの対処法をご紹介しましょう。
栄養バランスも考えて食費を節約するには、献立の計画を立ててみるのもおすすめです。
あらかじめ献立を考えておくと、余分な買い物を減らすことができます。
買い物を減らすことで、生鮮食品の劣化を防ぐこともできます。
食費が高い原因は、食材の買いすぎや廃棄だけではありません。
調味料も食費には欠かせません。
一般的に使われている醤油や砂糖、味噌なども食費の節約にかかわってきます。
味付けを薄くすることで、調味料を減らすことができ、購入頻度も少なくなります。
一日分は微々たるものでも、毎日の積み重ねは節約につながりますよ。
食費が高いときのお助けメニュー
食費が高い原因を見つけるには、食材やメニューの見直しが必要です。
肉や魚は価格変動はありませんが、野菜は季節や気候によって価格が倍以上違ってきます。
食費を節約できるメニューは、安い食材を使うのは当然ですが、メニューによっては、高くても色どりやレシピに入っているという理由で、買っていると食費が高くなってしまいます。
食費が高くなってしまうときは、安い食材に置き換えたり、使う野菜の割合を変えたり省くなど、工夫をしましょう。
例えば青梗菜が高ければ白菜に置き換えるなど、臨機応変に使い分けることで、無駄を省き食費の節約ができます。
そこで年中値段の変動が無い、安い食材を使ったレシピをご紹介しましょう。
豚コマとんかつ
安い食材といえばモヤシやえのきなど、野菜を思い浮かべますが、節約レシピに使える食材は、野菜だけではありません。
お肉でも節約メニューは作れます。お肉の場合は、安い部位を使うとガッツリしたメニューは作れます。
写真は、しゃぶしゃぶ用の切り落とし豚肉です。
こちらは10%値引きのため税込みで100g130円程度です。
しゃぶしゃぶ用のお肉は、薄切り肉より薄くスライスされているので、お肉が固くて食べにくいという心配がなく使えます。
豚コマならさらに安く、100g100円以下で購入できます。
豚コマなら切る手間も省けるため、食費の節約と調理時間の節約ができます。
豚コマを丸めてトンカツと同じ要領で作ると、簡単にトンカツができ、トンカツのように端に脂身が無いので、脂身が苦手な人も食べやすくなります。
厚みのある豚肉は、繊維や端の脂身に包丁を入れて下ごしらえをしなければ、火が通ると硬くなります。
豚コマを使うと程よく均等に脂身が入っているので、柔らかくて食べやすくなります。
https://wakuwaku-g.biz/savings/0002
https://wakuwaku-g.biz/savings/0028
まとめ
食費が高い原因をチェックしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
食費を節約したいけれど、家族の健康を考えると栄養バランスも気になるところ。
食費が高い原因は、無計画に食材を買い込んだり、廃棄量が多いなど様々な理由が考えられます。
皆さんのご家庭の食費が高くて原因がわからない方は、日常の買い物の方法や食材の使い方、廃棄してしまっている食材をチェックして、食費を節約してみましょう。
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