レモンをたくさんもらったり、庭の木にたくさん実ったなど、うれしい反面、紅茶に入れるだけでは使い切れないと、レモンの大量消費の方法がわからず、日にちばかりが過ぎて、結局腐ってしまったなんて経験はありませんか?
私も少し前までは、レモンを貰ったときは、紅茶に入れたり、レモネードなどに使うのですが、やはり全部使い切ることはできませんでした。
そのような中で今回は、皮ごと美味しくレモンを大量消費した方法をご紹介します。
レモンを大量消費する方法をご紹介
レモンはビタミンCを多く含む、美肌や健康にもうれしいうれしい食材です。
爽やかな香りや酸味で、から揚げやフライに添えると、さっぱり風味で食欲がそそられます。しかし、ほとんどの場合、レモン汁を使うだけで、皮や中の薄皮は捨てられてしまいます。
そこで、皮も捨てずに、皮ごと美味しく大量消費する方法をご紹介します。
お料理やお菓子など、レモンを大量消費するときの参考にしてみてください。
レモンは皮ごと大量消費
レモンを大量消費するには、レモネードやレモンシャーベットなど、果汁はしっかり搾って使いますが、皮は風味付け適度に使ったあとは、捨ててしまう場合が多く見られます。
輸入のレモンは、ワックスなど薬品の心配もあり、果汁だけ使うケースが考えられます。
その点、国産レモンは、皮ごと使うと風味もよく廃棄量も減らせます。
レモンを生のままお料理に入れても、酸味が強いだけでなく、皮や薄皮も硬く、口に残ってしまいます。
そこで、レモンを皮ごと大量消費するためにおすすめの保存方法をご紹介しましょう。
レモンの保存方法
🍋レモンは一般的には冷蔵保存するのではないでしょうか?
レモンの保存方法は、丸ごと冷凍保存や輪切り、くし切りなど、切って冷凍する方法もあります。
さらに輪切りにしたレモンに塩を振って、塩レモンとして冷凍しておくなど、冷凍だけでも、様々な方法があります。
果汁だけを搾って冷凍する場合は、製氷皿を使って、キューブ型にしておくと、取り出しやすく、レモネードにおすすめです。
レモンを冷凍しておくと、フレッシュさが保たれ、使うときも冷凍庫から出して、そのまま使うことができます。
レモンに限らず冷凍しておくと、繊維が壊れ、解凍すると柔らかくなります。
レモンも冷凍すると繊維が壊れ、解凍すると柔らかくなるので、果汁が搾りやすくなります。
レモンの保存方法は、生のまま冷凍する方法以外に、茹でて冷凍する方法もあります。レモンは茹でることで、皮の酸味や渋みが和らぎ、さらに硬い皮や薄皮も柔らかくなります。
茹で方は、お鍋にレモンを入れ、水を注ぎます。レモンが隠れる程度まで水を入れましょう。
そのまま火にかけ、沸騰したら、水を変えてもう一度ゆでます。これを3回繰り返し、新しい水に浸して2~3時間放置します。
レモンを取り出し、キッチンペーパーで水気を拭き取り、そのまま冷凍したり、切り分けて冷凍しておきます。
ちなみに我が家では、茹でたレモンを輪切りにして、砂糖で煮てから冷凍にしています。
そのまま食べるとシャーベット風で美味しく、甘みのあるレモンは、酢の物に刻んで入れたり、マリネなどお料理にも重宝しています。
写真のように、レモンは茹でるとアクがたくさん出ます。3~5回茹でこぼすとアクがなくなり、柔らかな食感と爽やかな香り、ほのかな苦みがお料理にもお菓子にも、アクセントをつけてくれます。
レモンを皮ごと大量消費レシピ【料理】
レモンを皮ごと大量消費するには、レモンを茹でて冷凍することで、かさが減り、大量消費することができます。さらに皮ごと使うと、レモンの皮に含まれる栄養も摂ることができ廃棄量も減らせ、レモンの風味を余すことなく味わえます。
そこで、レモンを皮ごと使った大量消費レシピをご紹介しましょう。
マリネ
冷凍レモンを使ったマリネのレシピは、酢・オリーブオイ・、塩コショ・砂糖を合わせておきます。
そこへスライスした玉ねぎ・生ハム・茹でて冷凍しておいたレモンを刻んで入れるだけで完成です。
生のレモンを入れるとフレッシュさはありますが、皮や薄皮、真ん中の芯の部分が固く、口に残ってしまいます。
茹でて冷凍しておいたレモンなら、たっぷり入れても酸味や苦みが強すぎず、皮や薄皮も口残らず、美味しく食べられます。
もずく酢
もずく酢もマリネと同じく、酢・砂糖を合わせた中に、もずく・レモン、あればらっきょうの千切りも入れて、混ぜるだけで完成。
もずくとレモン、らっきょうのシャキシャキ感など、食感を楽しめる一品です。
もずく酢は、和風の酢の物ですが、レモンを入れることで鮮やかな黄色がプラスされ、おしゃれな一品に変身します。
レモンを大量消費レシピ【スイーツ】
レモンを皮ごと大量消費するには、茹でて冷凍しておいたレモンを使うと、簡単に美味しいスイーツが作れます。
丸ごと茹でたレモンを細かく刻んで冷凍しておくと、はちみつをプラスしてシャーベットに。
炭酸水を加えると、レモンソーダにも。
冷凍したレモンに砂糖を加えて煮ると、レモンジャムやコンポート風に。
刻んだレモンは、ヨーグルトに入れても、レモンの風味や食感が楽しめます。レモンは茹でて冷凍しておくと、皮まで美味しく食べられます。
レモンは茹でこぼしで大量消費しましょう
レモンは、紅茶に入れたり、お料理の風味付けや飾りなど、大量に使う出番が無く、使い残しは腐らせてしまうことも。
レモンを大量消費するには、搾ってレモン汁だけを使う場合が多いですが、茹でることで、皮ごと美味しく食べられ、皮を捨てなくてよいので廃棄量を減らすことができます。
茹でたレモンは、皮ごと食べても強い酸味や苦みが軽減されていて、風味はそのままに、皮や薄皮の硬さが口に残らず食べることができます。
さらに冷凍保存もでき、爽やかな風味や鮮やかな黄色は、お料理やお菓子に大活躍です。
レモンを大量に消費したい時は、茹でこぼしで冷凍保存して、皮ごと美味しく食べましょう。
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