日商簿記2級は独学で合格できる?!勉強方法や過去問の使い方も

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日商簿記級2級に合格したいけれど、学生でお金が無い人や、社会人でスクールに通う時間が無い方へ。

こちらの記事では簿記知識ゼロ、元エレクトーンプレイヤーの私が、独学で日商簿記級2級に合格した勉強方法や過去問の使い方を、体験談を交えながらご紹介します。

目次

日商簿記2級】未経験から独学でも合格できる

結論から言うと、日商簿記級2級は独学で合格できます。

簿記知識ゼロだった私も、3回の不合格後、88点で無事合格できました。

3回も落ちるってことは、一発合格は無理?って考えてしまいますよね。

日商簿記級2級は一発合格している人もたくさんおられます。

日商簿記級2級は独学で合格は難しいという意見と同じくらい、独学で合格できるという意見があります。

今回は、エレクトーンプレイヤーをしながら隙間時間で勉強して、日商簿記級2級に合格した管理人の私が、おすすめの勉強方法や教材、合格のコツを紹介します。

【日商簿記2級】独学がおすすめの人

独学で日商簿記級2級の勉強は、大学生でお金が無い人、忙しい社会人におすすめです。

専門学校に行く時間や費用が無い人でも、隙間時間での勉強や自分のペースで勉強できます。

しかし教えてくれる人がいない独学は、問題が解けずに立ち止まってしまうと、正解を導き出すのに時間がかかってしまいます。

そこで、日商簿記検定2級を独学で合格するための勉強ツール、勉強法、勉強時間をみてみましょう。

日商簿記2級を独学で合格するための勉強ツール

日商簿記級2級を独学で合格するための勉強ツールは、問題集や参考書、YouTube、通信教育など、自分に合った方法で勉強できます。

独学は自宅だけではなく、オフ会のようなサークル活動に参加して勉強する方法もあります。

ここからは、日商簿記級2級を独学で合格するためにおすすめの勉強ツールをご紹介しましょう。

問題集・参考書

問題集や参考書は、独学で日商簿記検定2級合格目指す人には、必須のアイテムです。

問題集や参考書は、様々な出版社から発売されています。独学で日商簿記2級を勉強するときに、おすすめの問題集はありますか?という質問を耳にしますが、独学で合格するには、できるだけたくさんの問題に触れておく必要があります。

どの教材がよいかというよりは、自分で見て読みやすい、見やすいことが独学を進めていく上で重視したいポイントです。

いくら評判のよい参考書でも、使いにくければ独学は続きません。

日商簿記2級のテキストは、簿記専門学校はもちろん、個人出版の問題集や参考書もあります。

独学の場合、解けない問題があると理解できるまで時間がかかってしまいますよね。

問題集の解説を何度も繰り返し読むことで、解き方がわってきます。

問題集は、予想問題を中心に作られたタイプと過去問を集めたタイプがあります。

独学では、とにかくたくさんの問題に触れて、問題のパターンや傾向を掴むことが合格への近道です。

近年は、メルカリなどフリマサイトに、経理専門学校の授業で使用されている教材が出品されている場合があります。

ちなみに私が見つけた教材は、大栄経理専門学校のテキストと問題集、講義CD-Rのセットが6000円で出品されていました。

専門学校の教材は、合格発表後に出品される可能性が高いので、チェックしてみてくだいね。

問題集の使い方は、「一度目を通したからできた」ではなく同じ問題を何度も繰り返し説くことで、問題のパターンや解き方が理解でき、解く時間も早くなりますよ。

https://wakuwaku-g.biz/?p=4321&preview=true&_thumbnail_id=4324

YouTube

独学といえば、問題集や参考書が定番でしたが、近年は、YouTubeで日商簿記2級の勉強方法や解き方を解説してくれている動画がたくさんあります。

YouTubeでの解説は、専門学校のような授業を自宅に居ながらにして学ぶことができます。

日商簿記2級から、工業簿記が加わるため、独学ではわかりづらいこともたくさんあります。

YouTubeでは、問題ごとに詳しく解説してくれているので、自分のわからないところや苦手な単元を集中して勉強することができます。

通信教育

通信教育は、費用がかかるから独学ではないと思うかもしれません。

しかし、無料で受講できる通信教育もあるんです。

通信教育なのに無料?と怪しむ人も多いのではないでしょうか?

無料通信教育の中には、体験授業だけが無料や市販のテキストで受講、画面上で問題を解けるなど、自分に合う勉強方法が選べます。

独学とはいえ、市販の参考書や問題集を何冊も購入すると、費用がかさみます。

日商簿記2級を合格するためには、参考書は1冊でも問題集は、いろんな問題を解くことで理解が深まります。

ちなみに私が使った問題集は、大原、大栄、TACをはじめ、書店で見かけては問題集を購入していました。

1冊ずつしか買わなかったので、一回の出費は2000円程度ですが、今にして思うと、テキストの合計金額は、通信教育より高くついてしまったかもです。

近年は定額の通信講座もたくさんあり、入会するまでに無料でお試しができる講座もあります。

問題集と向かい合って、ひたすら問題を解いていくのも一つの方法ですが、動画や音声で学習できるWEB口座なら、わからないところもスムーズに解決でき、自宅やお出かけ先など隙間時間にも勉強できるのではないでしょうか。

日商簿記2級を独学で合格するための勉強法

日商簿記2級を合格するための勉強法は、参考書や問題集をメインに数多くの問題に触れておく必要があります。

日商簿記2級は、商業簿記に加えて工業簿記があります。

そこで日商簿記2級を独学で合格するための勉強法をご紹介します。

  • まずは、問題集を1問目から順に解いてみる
  • 間違えたところやわからないところは、解説を読みながら解いてみる
  • 複数の問題集の、1問目なら1問目ばかりを解き、パターンを覚える
  •  

日商簿記2級を独学で合格を目指す方は、まず3級に合格しておきましょう。

日商簿記2級は、3級に合格していなくても受験はできますが、3級が基本になっています。3級の内容を理解していると、日商簿記2級の勉強が理解しやすくなります。

ちなみに元々簿記の知識がなかった私は、日商簿記4級を受験し、94点で合格したので4級を足掛かりに3級、2級と順を追って取得できました。

日商簿記4級は、お小遣い帳が付けられたら合格できるくらいの内容なので、簿記未経験者の方には簿記や試験に慣れるという意味では、受験してみてはいかがでしょうか?

日商簿記2級を独学で合格するための勉強時間

日商簿記2級に合格するために必要な勉強時間は、約300時間と言われています。

しかし4カ月で合格できる人もいれば、合格できないと悩んでいる人もいます。

私は何時間勉強したかと問われると、300時間かどうかはわかりません。

300時間と仮定すると、1日3時間勉強すると3~4ヶ月あれば合格できるはず。

しかし簿記の勉強に限らず、何時間勉強したかではなく、どれだけ集中して勉強できるか、効率よく勉強しているかで、勉強時間は違ってきます。

日商簿記2級を独学で合格できない人の特徴

  • 時間の管理ができない
  • 集中力がない
  • あきらめが早い

日商簿記2級に限らず、独学は合格したいという強い意志がなければ続きません。

最初は教材を買い集めて、やる気マンマンでも、問題が解けなくなると後回しにしたり、勉強自体を止めてしまう人も少なくありません。

試験は年3回あるし、今回は無理だから次の試験までにと、自分を甘やかしていると、日数ばかり過ぎて合格が遠ざかってしまいます。

独学は、いつの試験を受験するのか、受験する試験に合格するにはどのように勉強を進めるのかなど、自分で考えなければなりません。

独学は、家で勉強することが多く、スマホやテレビ、雑誌など誘惑がが目に入るため、誘惑が多く集中力が続かなくなります。

自宅では集中できない場合は、図書館を利用するのがおすすめです。

独学で勉強していると、解き方がわからない問題が出てきます。

専門学校に通っていると、すぐに教えてもらえますが、独学は参考書や問題の解説を読んで学ぶしかありません。

わからないからとあきらめていては、いつまでたっても合格できないですよね。

解けない問題の解決策

独学で挫折してしまう原因といえば、「問題が解けない」「解き方がわからない」ではないでしょうか?

解説を読んで解ければいいですが、解説を読んでも理解できないことはたくさんあります。

既に3級を合格して2級にチャレンジする場合、商業簿記は解説を読むと理解できることでしょう。

日商簿記2級から加わった工業簿記は、勘定科目に馴染みがなく、難しい、ややこしいという先入観もあり、問題が解けなくなるとたちまち勉強がストップしてしまいます。

工業簿記も、出題される問題は、いくつかのパターンがあります。

同じパターンの問題でも、問題集によって解説の仕方は、様々です。

文章だけで説明されているものもあれば、図やイラストで解説されている教材もあります。

自分が見やすいと思うものを参考に問題を解いてみましょう。

独学の場合、数冊の問題集や参考書があると、パターンが掴め、何度も繰り返して解いていると「この問題知ってる知ってる~」って感じで、スイスイ問題が解けるようになりますよ。

日商簿記2級の勉強は、専門学校や通信教育が一般的ですが、独学でも合格は可能です。

そこで独学で日商簿記2級の勉強をするメリットデメリットをみてみましょう。

日商簿記2級独学のメリット

□独学のメリット
  • 費用が安い
  • 勉強時間や場所が自由
  • 通学時間がない

独学のメリットは何といっても費用の安さではないでしょうか?

専門学校に入学すると入学金や授業料、通学する交通費もかかってきます。

その点、独学は、学費も交通費もかけずに勉強することができます。

独学は、隙間時間や、通勤の合間など自分の空いた時間で勉強できます。

通勤電車の中で参考書を読んだり、YouTubeの動画解説を見るだけでも理解は深まります。

専門学校に通って勉強する場合は、授業時間が決められています。仕事で残業になってしまうと、授業に遅れてしまいます。

授業の最初を聞き漏らすと、そのあとの授業がわからなくなってしまいます。

しかし、独学なら通勤時間がないので、自分のペースで勉強を進められます。

□独学のデメリット
  • 孤独
  • わからないところは自分で調べる
  • モチベーションを保ちにくい

独学は、費用がかからず自分のペースで勉強できる反面、一人で問題を解いていくため、わからないところがあると、参考書で調べたり問題の解説を読むなど、自分で解決しなければいけません。

わからないからと、放っておいては、勉強がはかどりません。

同じ目標をもって勉強する人が周りにいないため、最初のやる気を持続させるのが難しくなります。

問題が解けるようになって、楽しくなると集中力もアップしますが、わからないことが増えて、どうしてよいかわからなくなるとモチベーションも下がり、やがて勉強も止めてしまうかもしれません。

独学で日商簿記2級を受験する場合は、独学のメリットデメリットを踏まえた上で始めましょう。

途中で独学が難しいと感じた場合は、通信教育や専門学校で勉強するのも合格への近道かもしれませんね。

日商簿記3,2、経理の仕事に役立つ150以上の動画を学ぶサイト【Accountant’s library】

日商簿記2級を独学で合格するためのまとめ

独学で日商簿記2級の勉強法や合格までの勉強方法をご紹介してきました。

日商簿記2級は、商業簿記60%、工業簿記40%で出題されます。

商業簿記は3級の内容をグレードアップした問題が多く、工業簿記は初歩的な問題が中心です。

独学で日商簿記2級を合格するのは、難しいといわれていますが、過去問や予想問題集、参考書など少しでも多くの問題を解くことで、出題の傾向がわかり、解く時間も短くなります。

まずは日商簿記2級検定を独学でチャレンジしてみましょう!

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